ガーエー

31 12月, 2013 (13:52) | 2001festival | By: エイジ

旗頭の競演、『ガーエー』。旗頭フェスティバル会場いっぱいに、48の旗頭が集う姿は壮観です。「夜旗(ユルゥバタ)」(鼓灯籠に明りがともる旗)も多く、夜空に旗頭の明りがとても美しく映えていました。
東と西から各地域の旗頭がひとつずつ舞台前に進み、金鼓隊とバクチク音で志気を高めながら激しく競演していきます。

会場は観客でギッシリ。旗頭でギッシリ。ギュウギュウ詰めの場所で行われた旗頭のガーエーは、とても迫力に満ちたものでした。 爆竹の爆発音に耳を塞ぐ人あり、なぜか目までつぶる人あり。風にのって飛んでくる爆竹の煙りと灰が会場を漂い、目に入って痛いことも。そして、バランスを崩して観客側に倒れそうになる旗頭に、観客も大興奮です。
「倒れる!倒れる!」という大絶叫の中、旗持ちも必死!旗竿(はたぞー)の人も必死!で旗頭を支えます。
旗頭は、ひとりひとり交替で旗を持つところ有り、数人で呼吸を合わせて持つところ有り。
旗持ちの周りを旗竿(はたぞー)の人、四隅美綱(ゆしぃみなぁ)の人、そして金鼓隊の皆で囲み、「サーサーサーサ」という掛け声と共に懸命に自分の旗頭を支えていきます。その姿の勇ましさ、雄々しさは「カッコイイ」をはるかに越えて、どう表現したらいいのか迷うほどです。

観客側も旗頭を観ているうちに、旗頭のリズムに呼吸が合っていくのか、自分自身も参加しているかのような熱気に包まれ、のめり込んでいっているようです。まるで会場全体で旗頭を支えているかのような一体感が、掛け声と金鼓隊の音、爆竹の音でますます熱気を帯びていきます。
 本番前、持ち手の皆さんに、「旗頭のどんなところが好きですか?」とインタビューをした際、「かっこいいところ」「上手く持てたとき」「激しいところ」「充実感」という答えが多かったのですが、演舞を見て納得しました。

伝統に受け継がれた美しさと、今を生きている持ち手の皆さんの情熱をとても勇壮に表現した旗頭のガーエーは、「ウチナーンチュ大会」のフィナーレを見事に盛り上げました。