小那覇自治会 雄・雌

31 12月, 2013 (15:32) | hatagashira | By: エイジ

□ 雄 旗
1.旗頭全長 7.1m
2.旗頭全幅 2.5m
3.旗頭重量 32kg
4.灯籠デザイン トラ、ツルカメ
5.旗字 歓楽
□ 雌 旗
1.旗頭全長 7.1m
2.旗頭全幅 2.5m
3.旗頭重量 28kg
4.灯籠デザイン ショウブ、ボタン
5.旗字 栄光
□ 西原町小那覇区の旗頭
小那覇部落は「遊び小那覇」とも称されるほど綱引きや村芝居などが盛んであった。それを歌った琉歌に「村寄しり寄しり小那覇村寄しり 村寄しりらりみ里前いもり」とある。小那覇の綱引きは五穀豊穣、無病息災を祈る行事であり、およそ200年以上の伝統を誇り首里から伝わってきたと言われる。小那覇は元々コージヤー米の産地であった。綱引きは毎年旧暦の6月15日のウマチー綱と旧暦の6月25日の次ぎの日曜日のウハチ綱が行われていた。
雌旗頭「後組」には菖蒲と牡丹の花が描かれ、スジ旗には「栄光」と表示され栄える意味を表している。雄旗頭「前組」にはトラと鶴亀が描かれ、スジ旗は「歓楽」と表示され五穀豊饒を喜ぶ意味がある。行列に参加する前組や後組の人たちは様々な趣向を凝らしてメーモイ(前舞い)→旗頭→ナジナタ→シタク→ジンナク→ボラ→ソーグ→締太鼓→踊り手(蝶々踊り、鶴亀、前ぬ浜、イナシリ節、花売踊り、扇の舞、汗水節踊り)→トックイ小などの順序で整列し、ボラ(法螺貝)の音で出発の合図を知らせ、ソーグの「ケンクン、ケンクン、ケレレンケン」の調子に合わせ旗頭が優雅に舞、雌旗雄旗が北と南から綱曳き場に集まりスネー(※訳入れ)をしたあとに綱が第一回目の綱が引かれた雄が勝つと弥勒世果報(ミルクゆがふ、豊かな世になること)、雌綱が勝つと子孫繁栄となり、2回目曳くことになっている。二度目はおおかた初回負けた組に勝ちを譲ったという。
こうして小那覇の大綱曳きの儀礼行事が終了すると言い伝えられている。