与那原旗頭 西

31 12月, 2013 (15:35) | hatagashira | By: エイジ

与那原旗頭 西
1.旗頭全長 7m
2.旗頭全幅 2m
3.旗頭重量 60kg
4.灯籠デザイン 梅の花と蝶
5.旗字 民栄
□与那原の旗頭
与那原大綱曳は400年余りの伝統を誇る県下でも有数の綱引きです。その中で旗頭は大綱曳を盛り上げるために重要な役割を果たしています。
旗頭とは、東が「國豊」西が「民栄」と大書した幟(のぼり)を孟宗竹に取り付け、その頭部分にチチン・ドゥールーをしつらえたものです。チチン・ドゥールーの語義は「鼓灯籠」ですが、東は鼓部分を菊の花、周囲を菊の葉で取り巻く形に、西は梅の花で周囲に桜を散らした形に仕上げており、灯火はつきません。
旗頭は右手で竹竿の下を支え、左手で竿の胴部を抱えて上下に揺らすのである。竿とチチン・ドゥールーの結合部に近いところに数本の綱でバランスを保つようにされており、綱曳が横の動きを代表するのに対して、上下の動きをとることによって、気勢や歓喜を表現する主役となります。重さが45〜55キログラムはある旗頭を頑強な若者がひとりで上下に「躍らせる」力と技が必要とされ、子供たちの憧憬の対象となっています。
東のシンボルカラーは紫、西のシンボルカラーは赤と決まっていて、鉢巻や帯、旗頭の衣装はいずれかに色分けされています。綱引きが始まる前にガーエーが始まり、祭りは絶好調に達する。ガーエーとは、東西の旗頭が空中に舞った後、綱東部を六尺棒で支えるグループが旗頭の周囲に駆け寄り、六尺棒を縦に持って背中合わせにサーサーとかけ声をかけて気勢をあげる。綱引きが終了すると、東西の旗頭のチチン・ドゥールーを相手を倒そうとするかのように接触させる緊迫した場面も作りだされ、文字通り町が豊になるように民が栄えるように天高く若者たちは旗頭をおどらせるのである。